高卒勤務社労士の中辛に過ごす日々

2020年1月に勤務社労士になりました。社員の立場、社労士の立場それぞれの立場で感じたこと、考えたことを文字にしています。社労士資試験対策や自分の趣味などをつらつらと書き溜めていこうと思います。

経つ鳥跡を濁さず

こんにちは。

年度末に向かって退職の話がちらほら聞こえてきます。

 

私は転職を繰り返している人間なので、退職はネガティブには捉えていません。個人の人生は個人が決めるものだと思うからです。

 

しかし、辞め方には礼儀は必須ではないでしょうか。それは会社側にも、労働者側にも言えることだと思います。

 

退職日を勝手に決めてくる…。明日から有給消化して辞めると言い出す…。退職日調整にも応じない…。等々。こうなると、会社側からも歩み寄ることは困難です。

 

私の経験上ですが、こういう出方をする人は、会社に対して権利主張が激しい人が多いと感じます。元々会社側の心象も良くない場合も多いため、より亀裂が深くなってしまいます。最終的に、『あいつは辞めて良かった』と厄介者祓いをされてしまいます。

 

私はどんなに嫌な会社でも辞めるときには最低限の礼儀は欠かしません。なぜなら、そこでの人脈や人間関係を壊すのは損失だからです。

 

会社を辞めることは何かしらの不満があるからです。どんなに前向きな理由だとしても本音には不満があるからと考えています。ですが、それを全て吐き出して辞めることはあまりおすすめしません。確かにすっきりはするでしょう。しかし、リスクが大きすぎます。

 

世間は思っている異常に狭く、人間関係はひょんな所で繋がるものです。新しい職場や業界において、前職の人と繋がる事や前職の噂が広がる事も考えられるからです。

 

私自身も昔の会社や職場の人たちに支えて貰いながら仕事をしています。

 

切りたい縁、繋げたい縁、それぞれあると思いますが、自分では切れていると思う縁も悪い噂等として繋がっていることもあることを忘れてはいけないと自戒の意味を込めて書き留めてみました。

 

それでは、本日はこれにて終了。